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「FINAL FANTASY XIV」開発/運営チームを全面的に刷新し新たな船出へ

2010.12.10
  4gamerによりますと。
 4Gamerの読者ならご存じのとおり,本作では正式サービス移行も無料期間を延長しながら,ゲームコンテンツおよびシステムの安定に向けて,さまざまなアップデートの実施やスケジュールの発表などが行われてきた。12月中旬にも,さらなるアップデートが予定されているが,このタイミングでプロデューサーの田中弘道氏の退任,および開発/運営スタッフの大幅な刷新が発表された。

 本作の公式サイトである「FINAL FANTASY XIV, The Lodestone」で発表された内容によると,同社代表取締役社長の和田洋一氏のコメントとして,「抜本的な改善に向け議論を重ねてきた結果、今般、新たな体制で臨む事と致しましたのでお知らせする次第です。スクウェア・エニックスの総力を結集し、お客様にご納得いただける最高品質のゲーム体験をご提供するための体制です」としており,新たな開発/運営チームが発表されている。

新たな開発/運営チームの顔ぶれは下記の引用文のとおり。これまで,「ファイナルファンタジー」シリーズをはじめ,同社が発売したタイトルで腕を振るってきた面々が,本作の建て直しに尽力するようだ。

【開発体制変更のお知らせ】

このたび、スクウェア・エニックス総力をあげて、ファイナルファンタジーXIVの品質とサービスを向上させるために、開発チームの体制を以下のように変更いたします。

プロデューサー/ディレクターの変更
プロデューサー兼ディレクター 吉田 直樹

開発リードメンバーの強化とポジション変更
アシスタントディレクター
玉井 進太郎(ファイナルファンタジーX、フロントミッション フィフス ~スカーズ・オブ・ザ・ウォー~)

リードプランナー
河本 信昭(ファイナルファンタジーIX、ファイナルファンタジーXI)

リードバトルプランナー
松井 聡彦(ファイナルファンタジーXI)

テクニカルアドバイザー
橋本 善久(新世代ゲームエンジン責任者)

リードプログラマー
春日 秀之(ファイナルファンタジーXI、ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-)

リードアーティスト
吉田 明彦(ファイナルファンタジーXII、ベイグラントストーリー)

リードデザイナー
?井 浩(ファイナルファンタジーXI、THE LAST REMNANT)

リードUIアーティスト兼リードWebコンテンツアーティスト
皆川 裕史(ファイナルファンタジーXII、ベイグラントストーリー)

上記を開発チームコアメンバーとし、一刻も早くお客様にご満足頂けるだけの品質を達成すべく、まずは、現在よりも頻度の高いバージョンアップ実現を目指して、一丸となって開発と運営を続けて参ります。引き続きのご愛顧、宜しくお願い致します。

【新開発チーム所信表明】
日頃よりファイナルファンタジーXIVをお楽しみ頂いているお客様、ならびに現在はプレイを控えていらっしゃるお客様、そして、PlayStation3版を楽しみにお待ち頂いているお客様、そのすべてのお客様に対して、このたびのご報告をお詫び申し上げます。

吉田直樹という私の名前は、皆様にとって、聞き覚えのない名前かと思います。私はこれまで数多くの開発現場で、表舞台に出ることなく、素晴らしい仲間に支えられて、コツコツとゲームを作り続けてきました。この度の重責は、私という人間をご存じではない皆様にとって、いささか重すぎるのではないかと、思われるかもしれません。しかも、このファイナルファンタジーXIVという巨大なコンテンツは、私のチカラだけでどうにかなるものではありません。ですが、私には私を支えると誓ってくれた、この強力なスタッフと熱意を持った開発チームがいます。まずはどうか、ご安心頂きたいと思います。

私、そして我々開発チームおよび、スクウェア・エニックスは、すべてのお客様のために、これまで以上に、品質の高いサービスの提供に向けて、今後も邁進することをここにお約束致します。

すべては「すべてのお客様」のために。

ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター 吉田 直樹


 また,この発表に伴い,無料期間が延長されることも発表されている。無料期間は,「お客様に対して、我々が考える十分なサービスがお約束できるまでの間、無料期間を延長させて頂きます」とされており,明確な期間はこの時点では明らかにされていない。アップデートの状況に応じて今後発表されるはずなので,注意して見守っておこう。

 なお,プレイヤーにとって気になるのが,12月中旬に予定されていたアップデートだが,こちらについては,現在最終調整を行っているという。さらに,年内にもう1回アップデートを予定しているとのことなので,更なる前進に期待しよう。

 なお,2011年3月上旬に発売が予定されていたPS3版については,PC版の単純移植ではなく,さらに改善を加えたものにするため,発売時期を未定へと変更することも発表されている。PS3版を待ち望んでいた人にとって,事実上の無期限延期となってしまったわけで非常に残念な発表だが,一刻も早く発売時期が決定することを祈って待つことにしよう。

 現在本作をプレイしている人にとっては,開発陣が刷新されたことで,今後の本作の姿が少し見えにくくなった面もある。これまで発表されてきた内容を踏まえて,どのように改善されていくのかという点には十分注意しておこう。

                                               RMT-INFO 編集いたしました

日付:2010/12/10  転載:http://www.info-rmt.jp  アクセス回数:1958


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